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「青函連絡船」と言う言葉を広義的に解釈すると民間のフェリーも(略)

…3回目ですがご容赦下さい。年なもので。

家庭の事情で毎週青森から函館まで往復する生活なのですが、
今回は青函フェリーを使ってみました。

青函フェリーは会社名ではなく「共栄運輸」と「北日本海運」の共同運航航路の通称名
と言ったところでしょうか。
元々貨物専門のフェリー会社でしたが、規制緩和で一般旅客も載せられるようになって
旅客も取り扱うフェリー会社になりました。知名度はイマイチですが安さは魅力。
WEBでの割引券を使うと道南自動車フェリーよりは高くなりますが、それでも1450円。
JRや高速船に比べたら遙かにお得な運賃です。
しかも五稜郭駅から徒歩20分。東日本フェリーターミナルよりJRの接続はよいようです。

今回乗船したのは青森早朝4:30発の「はやぶさ」。共栄運輸の船です。
この船は座敷の2等の他にドライバー用のベッドがあり、徒歩の客でも追加料金無しで使用可能です。
トラックドライバーはほとんど車内で寝ているので上の客室に上がってくることは
荒天時を除きほとんど無いようなので函館までの4時間の間ベッドでゆっくり休んで行けました。
この点だけは他社にはない良い点なのですが、ベッドのある船が限られてるのが難点…

一般旅客は貨物のオマケのような扱いなので切符も「乗船指示書」と言う書類だけ。
共栄運輸は栗林商船グループなので「○七」のマーク付きです。

函館には朝8時半に北埠頭に到着。
フェリーターミナル周辺は何もありません。
岸壁に後ろから接岸です。