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作詞家、阿久悠氏が去る1日逝去された。
彼の作詞した曲は5000曲にも及ぶ膨大な物だが、その中でも未だ歌い継がれ
彼の作詞した曲の中で最も歌われている曲、それが『津軽海峡・冬景色』である。
(出典:カラオケJOYSOUND 2007年上半期 阿久悠作詞曲 TOP20より)

1988年3月13日夕刻、函館港を出港した青函連絡船22便羊蹄丸の船上で
別れを惜しむファンの合唱でこの歌が歌われたという。


【権利団体の会員企業に所属する身としてはお仲間のカス、もといJASRAC様ににらまれたくないので歌詞はここでは割愛】


青函連絡船に関する歌と言えば真っ先にこの歌が出てくるほどの偉大な歌であるが
舞台が青森だけに竜飛崎と八甲田丸に2つも歌碑が建立されている。
そのうちのひとつ、青森桟橋跡地、八甲田丸前にある歌碑は歌が流れるというからくり付き。


この歌が出来てから30年。当時かなりの本数があった上野発の夜行列車は、新幹線の開業により
今や1本だけ。北へ帰る人の群れは空を飛び函館や千歳空港へ直行。
連絡船は今やその使命を終えているが、津軽海峡の冬の厳しさだけは歌が歌われた当時のままなのだろうか。