カテゴリ: 青函連絡船(その他)

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洞爺丸台風から今年で56年。
年を経るに従って事件はどんどん風化しつつあるようだ。
この時期になると毎年のように新聞の季節ネタのように台風の話題が出るのだが
ここ数年はそれすらかなり小さい扱いか、無いところも多い。
 
9月26日は台風特異日といわれているが、昨日までの台風12号も日本本土を大きく逸れて
東方海上に抜けていった模様。今日は朝からいい天気である。
 
画像は昭和29年冬公開の映画「あゝ洞爺丸」新聞広告。
洞爺丸関連の映画といえば「飢餓海峡」の方が有名ですが、こちらはドキュメンタリーに近い
作品のようですね。テレビ放送が始まったばかりの頃でまだテレビドラマという枠自体
存在していなかったのでしょう。

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昨年夏に発売が話題になっていた天賞堂の1/500青函連絡船模型が先日、ついにやって来ました。
私が注文したのは摩周丸です。(他船は9月に発売がずれ込んだようです)

1/500と言う大きさながら細部まで作り込んであってこれで1万円を切る価格だというのが驚きです。
単三電池3本(別売)を入れてボタンを押すと汽笛や銅鑼の音が再生されます。

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昨年暮れ、函館から相次いで連絡船の味とも言える「海峡ラーメン」の店が
相次いで消えたが、今もなお残る元連絡船コックの店が市内本通にある。

それが「クック」である。
店長は1965年から青函連絡船内のレストランに勤務され
終航までの7年間は摩周丸の最後の料理長として腕を振るった方である。

本業が下宿業と言うことで営業時間も短くメニューも
ラーメン、カレー、チャーハンとシンプルなものである。

私が食べた塩ラーメン(500円)は連絡船のオリジナルとは違うものの
正統派の函館ラーメンの系統である透き通ったスープのラーメンであった。
スープは連絡船の味を受け継いだものであるそうだ。


クック
〒041-0851
函館市本通4丁目36-8   TEL 0138-53-1599
営業時間 昼11時~15時、夜18時~20時 日曜定休

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◆「ラーメン海峡」閉店◆

昨日(12/20)、函館駅前で20年の間青函連絡船の味を引き継いだ
海峡ラーメンを提供していた北海道キヨスク経営の「ラーメン海峡」
がJRグループの経営改善策の一環として閉店しました。

青函連絡船終航直後の昭和63年5月から現在地で営業を開始し
函館にやってくる人たちに青函連絡船の味を提供してきました。


お土産用の海峡ラーメンも在庫限りで販売終了となるそうです。
函館からまた一つ伝統の味が消えていきました…。

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「海峡ラーメン」が消える日


12/13の道新の地域情報版「みなみ風」をご覧になった方はご存じでしょうが
今月、函館で青函連絡船の味を受け継いできたラーメン店が二店とも閉店することになりました。

北海道には北海道キヨスク(弘済会)が札幌と函館で運営していた「ラーメン海峡」と
函館市昭和の「めんしょう」がありましたがこれで青函連絡船をルーツとする
「海峡ラーメン」の味が連絡船が無くなってから20年目になる今年、消えることとなりました。

そのなかで今日紹介するのは「めんしょう」です。
ここの店主は6年前に函館市昭和に店を開くまで函館駅前の「ラーメン海峡」の店長でした。
羊蹄丸のコックだった店主が考案した海産物をラーメンの具にした青函連絡船グリルの
人気メニュー「海峡ラーメン」の味を引き継ぎおいしいラーメンを食べさせてくれる店でしたが
店主の病気の為閉店となりました。

めんしょうの店内は青函連絡船のポスターやペーパークラフトが飾ってあり
小さいながらも賑わっていた店でした。

「めんしょう」は12月29日(月)20時限りで
「ラーメン海峡」は12月20日15時限りで閉店です。

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