カテゴリ: 青函連絡船(船舶)

GWも最終日となりましたが、未だに雪の降る寒い北の大地では
桜も咲かず、まだまだ寒い日々です。
 
これまでの数ヶ月、茨城県内で戦車道を極めていたため(笑
ブログのほうがほったらかしになっていました。
 
大間航路には大函丸が就航しフェリー業界も新たな風が吹いていますが
今回の話題は解体されていた羊蹄丸の話。
 
昨年春に東京を離れ、一年近くに渡って多度津で解体されてきた
羊蹄丸の解体作業が 宇高連絡船愛好會 行事予定・活動報告
によると先月でほぼ完了した模様です。
 
 
写真を見る限り、完全に資源としてのスクラップといったところでしょうか
跡形もなく微塵にされてしまうともはや感傷もあったもんじゃないですね。
 
次世代への語り部としては八甲田丸・摩周丸がその役目を担うのでしょう。
 
青函連絡船はほとんどの船が海外へ売却・解体という運命をたどる中
国内で生涯を全うし、解体された船は意外と少なく、この30年の間では
山口県防府市の三田尻中関港で解体された空知丸(初代)や
函館どつくで解体された渡島丸(二代目)などがある程度です。
(※ほかにもあればぜひお知らせ下さい)
 

船舶情報サイト(Equasis)の情報によると
8/28更新分で空知丸のステータスが「解体」となっていまいsた。
 
トルコに曳航されて8ヶ月、音沙汰が無いと思ってたら
どうやら復活の夢はかなわなかったようです。
 

新居浜市で今月から一般公開される羊蹄丸のブログとfacebookができたようです。
 
 
 
羊蹄丸解体部品はオークションにかけて販売されるようです。
曳航費用の回収に役立てたいのでしょうね。

イメージ 1
(写真:新居浜市役所)
 
羊蹄丸が長旅を終えて無事、新居浜港に到着しました。
一般公開日程についても発表されたので以下のとおり記しておきたいと思います。
 
(新居浜市HPより抜粋
 
 
長年青函連絡船として活躍し、多くの方から愛された「羊蹄丸」が、3月29日(木)午後2時、新居浜港黒島第2
岸壁に無事接岸しました。
新居浜市市制施行75周年記念・新居浜高専創立50周年記念「羊蹄丸一般公開事業」実行委員会が主体となり、
次の日程で一般公開を行う予定です。

期間:平成24年4月27日(金)~6月10日(日)予定 (月曜休 祝日は除く)

場所:黒島埠頭(新居浜市黒島一丁目2番)

船内見学時間:10:00~17:00(土日祝日は18:00まで) *4/27(金)は14:00~

船内見学料金:大人500円(前売400円) 小中学生250円(前売200円)
(市内の小中学生には学校を通じて無料券を配布します)
 
 
青函連絡船を知らない四国の子供達にどれだけのものが感じられるのでしょうね。
解体は新居浜ではなく多度津で行なわれる話が聞こえてきています。

ついにこの日がやってきたか、というのでしょうか。
 
青函連絡船“羊蹄丸”の曳航について
 
船の科学館で宗谷と共に長らくお台場の発展を見守ってきた羊蹄丸が
3月25日午前8時より引き出し、8時30分離岸。
新居浜東港まで曳航されます。到着予定は3月29日。
イメージ 1
 
国内に残っていた3隻のうち、唯一青函以外で保存されていた船でしたが、新居浜での解体に向けて
カウントダウンがいよいよ始まりました。
 
東京も四国もあまりに遠いので私はネットで静かに見守る事になりそうです。
当日の様子は他に色々記録を残してくれる方々のブログでも見ましょうか…
 

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