カテゴリ: 八甲田丸

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久しぶりの終日オフなので八甲田丸に行ってみましたが
祝日なのに閑散とした状況でした。
23日にフリマがあるようなのでいつもこんな状況ではないのが救いですが・・・

備品破損状況は結構酷いレベルまで進んでおり
ボタンが全部無くなっていたりカバーが破れたままになっていたり
窓ガラスはガムテープで隙間埋め、と言う状態。

うらぶれてます。

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1990年の開館以来一度もリニューアルが行われないままの八甲田丸。
さすがに経年劣化は避けられず大幅なリニューアルの出来ないまま外観、内部とも
かなりの劣化が見られます。
甲板の部分的なペンキの塗り直し等を昨年行ったようですが、焼け石に何とかで…。

船内のあちこちで雨漏り、木部の腐食、露天部の錆がかなり目立ちます。
船橋部分の機器類は部品がほとんど破損欠品しており摩周丸以上の荒廃状態です。

現在の指定管理者が維持、活用に対して前向きな姿勢(に見える)なので
摩周丸のように管理者に放置される心配はないでしょうが、現状では管理者も
何とかしようと応急的な手は打ってはいるけれど、抜本的な解決が出来ない状態なのでしょう。
東北新幹線青森延伸の機会に修繕を行う予定があるようですが
大幅な改装が難しいこの船ではどこまで手が回ることやら。

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青森の夏の風物詩ねぶた祭りも昨日で終了。
最終日はねぶたの海上運行と花火大会がメイン。
花火の打ち上げ場所は旧3岸なので八甲田丸は花火とねぶた海上運行を見ることの出来る
絶好のビューポイントなわけで、1枚7000円の観覧券を発行してがっちり稼いでます。
その代わり船上からの花火見物は超特等席。

周辺は花火見物のひとで埋め尽くされています。

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7/22,23は「八甲田丸港フェスタ」でした。
両日とも天候に恵まれてかなりの人出があったようです。

広場ではフリーマーケットや屋台が出されていて函館からバスラーメンも来ていました。
八甲田丸船内では子供向けのスタンプラリーや車両甲板での漫画映画(うわ、古)の上映会が
行われていて子供連れで賑わっていました。
八甲田丸は市内中心部で交通至便なイベント会場としてで青森では定着しつつあるようです。

あと、船内には指定管理者の評価書が掲示されていました。
それによると、年間観覧者数は54858人、売上は昨年比24%増加と健闘しているようです。
函館市や、摩周丸の指定管理者はこれ(評価書)を公開しているのでしょうか?
ちょっと探してみようと思います。

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仕事の関係で平日の更新はちょいと厳しいシーズン。

私は転勤で全国流転の生活なのだが、今は青森。
青森と言えば八甲田丸。旧連絡船の保存船としては比較的順調に見えるこの船も
赤字に悩み運営元の第三セクターは破綻。
一時は船自体の存続も取りざたされるときもあったが、現在は函館市同様市の施設になっている。

八甲田丸の場合、船自体がメイン施設になるため船を核としたイベント等で比較的
賑わっているが、正直言って思い出の無い人にとっては単なるボロ船。
普段の話題に上ることは皆無である。

八甲田丸は終航翌年(89年)に横浜へ回航され改造を受け現在に至るわけであるが
途中でリニューアルした摩周丸と違い18年間本格的な手入れはされていない。

その結果、船体は錆び付き、船内各所に雨漏りが。
船内展示品も盗難が相次ぎ、残存設備にも破損が目立つ。

船内は展示品が充実し、開放区画も多く摩周丸に比べ恵まれているが
その未来は決して明るいものではない。

機会を見てぼちぼち八甲田丸のレポも上げていきたい。

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