ついにこの日がやってきたか、というのでしょうか。
 
青函連絡船“羊蹄丸”の曳航について
 
船の科学館で宗谷と共に長らくお台場の発展を見守ってきた羊蹄丸が
3月25日午前8時より引き出し、8時30分離岸。
新居浜東港まで曳航されます。到着予定は3月29日。
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国内に残っていた3隻のうち、唯一青函以外で保存されていた船でしたが、新居浜での解体に向けて
カウントダウンがいよいよ始まりました。
 
東京も四国もあまりに遠いので私はネットで静かに見守る事になりそうです。
当日の様子は他に色々記録を残してくれる方々のブログでも見ましょうか…
 

すっかり更新してませんね…
さて、昨年係留場所から動かされて動きのあった「MarinosD」(旧・空知丸)ですが
2012年の年明けに大きな動きがありました。
 
旧空知丸は2011年にトルコの会社への売却が決まっていましたが
2012年1月6日にトルコから遠路はるばるやってきたタグボートに曳航されて長年係留されていた
スロベニア・イゾラ港を後にトルコへ向かいました。
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(photo by shipspotting.com)
 
1月10日にはギリシャのケルキラ島沖を曳航されている姿が確認されています。
今後、再度トルコでフェリーとして使う可能性があるということで復活を期待しています。
 

ついに羊蹄丸の引取先が決まりましたね。
 
羊蹄丸譲渡先は「えひめ東予シップリサイクル研究会」
 
新居浜東港にて一定期間の展示の後に解体ということですね。
末永い保存を期待しておりましたが、どうやらそれはかなわぬ夢となりそうです。
せめて函館と青森には摩周丸や八甲田丸の部品用に船内展示品や、各種部品
などを解体後に譲渡していただければまだ里帰りの望みも叶うのではないでしょうか。
 
苦渋の決断とはいえ、事実上の解体宣告ですから
正直ショックは隠せないですね・・・
 

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